6月13日放送のソレダメ!では「老けない体をつくるSP」として糖質制限で間違った食事方法について紹介されていました。
ダイエットや健康維持のために糖質制限をおこなっている方もいるかもしれませんが、実は糖質制限にイイと思っていた食品が意外とダメだということがわかりました。
今回はソレダメ!で紹介された糖質制限で食べてはいけない食事を紹介していきます。
糖質とは?
そもそも糖質とは?と思っている方もいるのではないでしょうか。
糖質は炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素にあたる炭水化物の一部になります。炭水化物には、人が消化吸収できる「糖質」と消化できない「食物繊維」のふたつからなります。
ソレダメ!糖質制限で間違った料理とは
ではソレダメ!で紹介された糖質制限で食べてはいけない料理や食品を紹介していきます。
餃子と鶏の唐揚げ
餃子は野菜が豊富でバランスがいいので、糖質制限中に食べても大丈夫だと思っている方もいるかもしれません。しかし、餃子は糖質が多い料理になります。
なぜなら餃子の皮は薄力粉でつくられています。この薄力粉は炭水化物で糖質がたっぷりと入っているので、糖質制限中に食べるのはアウトです。
餃子100gあたりでの糖質は約30gと角砂糖7.5個分とされています。軽いお茶碗1杯分のご飯で角砂糖8個分といわれているので、餃子はご飯と同じぐらいの糖質を食べていることになります。
揚げ物でも鶏の唐揚げは、唐揚げ100gに対して糖質は約6gと角砂糖1.5個分と餃子よりも糖質が低いんです。これは唐揚げのまわりの衣は小麦粉などであげますが、衣につけるのが薄いので糖質が低い料理になります。なので、糖質制限のときには唐揚げを食べることをオススメします。
春雨スープとうどん
春雨スープは低カロリーでダイエットでよく食べている方もいるのではないでしょうか。実はこの春雨が驚くほど糖質が多い食品なんです。
春雨の原料はデンプンで作られています。このデンプンに糖質が多く含まれているので、カロリーが低くても糖質制限には向いていない食品となります。
春雨の糖質は約83gとなんと角砂糖20個分とかなりの量が含まれています!
実は同じ麺類でもうどんの方が春雨より糖質は低いんです。うどんの場合、糖質約70gで角砂糖17個分と春雨に比べると低いことがわかります。
しかし春雨、うどん両方とも糖質は多い食品なので、糖質制限中は控える方がいいですね。
糖質の多い野菜はどれ?
野菜は全て糖質が低いと思ったら実は違います。以下の中で、糖質が多い野菜はどれかわかりますか?
①レンコン
②アボカド
③しいたけ
答えは「①レンコン」です。レンコンなどの根菜類やイモ類には多くの糖質が含まれています。糖質制限中は、なるべく根菜類を摂るのは控えるようにしましょう。
ノンオイルドレッシングは危険
ダイエット中にサラダを食べるときにノンオイルドレッシングを選ぶ方が多いのではないでしょうか。実はノンオイルドレッシングには、低カロリーに仕上げているため、その分、味を整えるために糖質が多く含まれています。
糖質制限中は「ノンオイル」と謳っているは控えるようにしましょう。ノンオイルドレッシングの代わりにサラダには「オリーブオイル&塩」をかけるのがオススメです。
オリーブオイルは糖質ゼロで食事の時に糖質と一緒に摂ると、血糖値の上昇をおだやかにしてくれる効果があります。
意外にもマヨネーズも糖質が少ないのでこちらもオススメです。
豆乳も意外と多い?
豆乳にはイソフラボンが含まれていて、これは女性ホルモンのエストロゲンに似ているとされています。このエストロゲンは、バストアップや月経前症候群(PMS)の症状、肌荒れの軽減、育毛の効果に期待ができます。そのため豆乳を飲む方は多いのではないでしょうか。
スーパーに行くと豆乳売り場で「調製豆乳」と「無調整豆乳」と記載されているのを見たことがありますよね。
調製豆乳は飲むやすいように砂糖がたくさん含まれているため、糖質制限には向いていない飲み物となります。反対に無調整豆乳は大豆の絞り汁をそのままにしたもので糖質が少ないので飲んでも大丈夫です。
糖質を確認する方法
製品によっては、製品表示に糖質量が記載されていないものもあります。糖質量が記載されていなくても実は確認する方法があります。
「炭水化物の数値」から「食物繊維の数値」を引くと「糖質の量」になります。
最初に説明した糖質とは?で、糖質+食物繊維 = 炭水化物と説明しましたね。なので、糖質量が記載されていなくてもわかるんですね。
まとめ
カロリーが低くても意外と糖質が高い食べ物がたくさんありましたね。
糖質制限では主食となるお米やパンが思い浮かびますが、意外にも春雨やノンオイルドレッシングも多いことがわかりました。
糖質が太る原因ではなく必要以上に糖質を摂っているために、太ってしまうんです。糖質を摂ることは悪くないので、今回紹介された食品で適量の糖質を摂るようにしていきましょう。